今回は、家庭での救急法の中で「な〜んだ! そうか!」 と思えるような”なるほど畑”を集めてみました。
★ シップ薬を関節に貼る時は、切れ込みを入れる。
打ち身やねんざに欠かせないのがシップ薬ですが、ヒザや肘には、はがれやすく、しわがよったりしがちで、なかなか貼りにくいものです。
こんな時、シップ薬にはさみで切り込みを入れると貼りやすくなります。端から、うず巻き状にグルグルと切り込みを入れてみましょう。ヒザや肘でもピッタリ貼れるので、はがれる心配がなく、足や腕を無理なく動かせます。
★ 小さなトゲは、5円玉を使うと簡単に抜ける。
トゲも大きなものは、すぐに抜けますが、小さなトゲは、なかなか抜けにくいものです。
5円玉を消毒しておいて、トゲが刺さった部分の中心が5円玉の中心に来るようにします。そして、5円玉をしっかり押さえ込むと、トゲの頭が顔を出しますので、そこを毛抜きで取ります。
★ オブラートの薬は、スプーンを使えばもっと飲みやすくなる。
「飲みにくい薬はオブラートに包んで」と言いますが、水だけ飲んで薬は口の中に残っていたり、オブラートが舌にくっついて破れたりと、なかなかむずかしいものです。
そんな時は、大き目のスプーンに3分の2ほど水を入れ、そこへオブラートの包みを浮かせて、水といっしょに口の中へ流し入れるようにしてみましょう。スプーン一
杯の水で、どこにもひっかからず、うまく飲めます。
その後、胃でしっかり溶けるようコップ半分以上の水もしっかり飲んでおきましょう。
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