毎年、しっかり補ってゆきたいカルシウム。手っ取り早くは、日々の食生活から。
今月のなるほど畑は小魚をおいしく食べる調理法をご紹介しましょう。
@ 小魚は酢を入れて煮ると骨まで食べられる
川魚の甘露煮など頭も丸ごと食べるような小魚の煮物は、骨まで軟らかく煮なければなりません。煮汁に少量の酢を加えると、酢の働きで骨が柔らかくなり食べやすくなります。
小あじやわかさぎをから揚げにしてから、酢に漬けてマリネにすると魚全部を食べられるのも同じ効果です。
A 煮魚のにおい消しに梅干しとヨーグルト
いわし・さば・にしんなどは、栄養たっぷりですが煮物にすると、生ぐささをいやがる方が多いようです。
魚を煮る時、梅干し1個を初めから入れて魚を煮ます。生ぐささの原因は、アミンやアンモニアですが梅干しの酸が、これらを中和してにおいを消してくれるのです。
さらに、ヨーグルトに隠し味を少し加えると不思議なくらい、生ぐさみがなくなります。
B いわしの自家製みりん干し
旬のいわしは脂がのり、身も締まっておいしいし、値段が安いのも魅力です。
そんなとき、自家製のみりん干しを作ってみませんか?
@ 小さめのいわしを選び、身を開きます。
A みりん1カップ、しょうゆ2/3カップと一緒にいわしを煮たてます。
B 火を切ったあと、そのまま30分ほど置いてからザルに取りあげます。
C ザルを風通しのいいところに置いて乾燥させると出来あがりです。
(いわしの他にさばやあじでもおいしいみりん干しが作れます。)
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