料理の材料を引き立てる調味料ですが、使い方のワザを身につけるともっと料理上手に!
@ 調味料の基本「さしすせそ」
「さ」は砂糖、「し」は塩 「す」は酢、「せ」はしょうゆ、「そ」は味噌のことですが、これは調味料を入れる順番もあらわしています。 塩は先に入れると素材の水分を引き出して固くさせ、砂糖のしみ込みが悪くなります。
A 容器の中で固まった砂糖は、食パンでもとどおりに!
砂糖は長くしまっておくとカチカチになってしまう事があります。未開封なら、夏は日光に当てて、冬ならこたつの中で温めると自然に柔らかくなります。容器に入った状態の時は、食パンをちぎって入れ、フタをして5〜6時間置くと、食パンの水分が適度に砂糖に吸われて柔らかくなります。
B お酒とみりんを使い分ける
お酒は魚などのクセのある臭いを消して風味をよくします。みりんは、強く熱すると香ばしい風味が出て、照りをつける効果があります。煮魚の時は、すぐに入れるのがお酒、臭みをとりうまみが加わります。魚が柔らかくなったら、みりんを入れると照りが出てツヤよく仕上がります。
C 水溶き片栗粉に砂糖ひとつまみで固まらない。
水溶き片栗粉を作ってしばらく置くと底に沈殿して固くなってしまう事があります。ハシで溶き直そうとしても大変です。あらかじめ、砂糖をひとつまみ入れておくと固まらず便利です。
D ビンにこびいりついたコショウを最後まで使う!
残り少なくなったビンにこびりついたコショウは、たたいてもなかなか出て来ません。「塩」を入れて振ってみましょう。きれいに取れて便利な「塩コショウ」の出来上がり!
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