■健康日本21
超高齢化社会が目前に迫り、この度、厚生省では、健康日本21と言う運動を広く訴えています。日本人の平均寿命は世界一になってますが、毎日を快適に暮らせる健康寿命は本当に伸びているでしょうか。糖尿病や高血圧などが、若い世代から発症しています。健康日本21では、健康で暮らせる期間を長するためには、どうしたらいいかの提言が、詳しく述べられています。今回からシリーズでその内容を具体的にご紹介しましょう。
【 食生活と栄養 】
日本人の食生活は、この50年で大きく変わりました。欧米型の食生活へ変化し、がん、心臓病、糖尿病などの生活習慣病が急増しました。そこで、次の目標が出た訳です。
自分の体重がどれくらいが理想なのか、年齢や、身長、性別などでも変わります。そしてそれを維持するには、定期的に体重計に乗って確認する事が大切です。
A食塩の摂取量を1日10グラム以下
減塩運動が普及してますが、平均でさらに2割減らさなければなりません。
野菜は、たっぷりとってもカロリーの心配もいらず、便秘の改善や大腸癌の予防、高血圧を防ぐ効果もあります。
C動物性脂肪の摂取を減らす。
D朝食をきちんと食べる
特に20代、30代の男性は、朝食を食べない人が多いので、1日の活力源として朝食の大切さを訴える。
Eカルシウムを多く含む食品を多くとる
日本人の豊かな食生活の中で、唯一不足しているのがカルシウムです。骨の老化ばかりでなく、高血圧の予防や、心身の安定にも必要な栄養素です。
乳製品130グラム以上、豆類100グラム以上、緑黄色野菜120グラム以上
Fレストランや食品売り場のヘルシーメニューの比率を上げ、利用者の増加を目指す。
食事やその材料を販売する企業が、国民の健康に貢献する使命感を持たなければ、これらの事業は成功しません。今後、レストランのメニューに、カロリーや塩分の量を表示したり、スーパーの食品にも、栄養成分がきちんと表示されるでしょう。
次回は、運動や酒、たばこの予定です。
■祝、100号 庄司さんからの投稿
あしかがタイムスが百号を迎えられた、誠におめでとうございます。
このタイムスは薬や健康についての情報が載せられており大変参考になっている。さらに1枚表裏なので、そう読むには時間がかからない。何頁にも及びものは、読まずに捨ててしまう事が多い。字が読みやすく図解などもあってわかりやすい。
こうした会報を継続して発行していく事は大変な努力がいることである。私もかつては学校新聞や、山形走ろう会の会報の編集に携わった経験があるので、その苦労が良く解る。記事集め、編集、印刷、発送と仕事が続くわけだが、一つのタイムスを発行すると、さて次の号はどうするかと言う思いにかられることになる。いくら仕事につながるとはいえ、情報をお客様に提供し、よく解ってもらいたいと言う意欲と情熱がなければ続かないものだ。
今後も継続して、益々充実されるようお店の発展とともにお祈り致します。
|