■ ピンピンコロリと筋肉 元気クラブTOP↑
 

東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授 - 秋山 弘子

約2万人を追跡調査したデータよると、下記のグラフが、男性がどのように自立して生活しているかの実態です。

2016年、男性の平均寿命は、80.5歳。しかし、健康で暮らせる健康寿命は、70.4歳です。つまり、約9年は、何らかの介護が必要になります。 秋山先生の調査データによると、19.0%の男性は、72歳頃から、生活習慣病などが原因で、自立して生活できる人数が激減します。 また、70.1%の男性は、認知症などが原因で、じわじわと自立生活が出来なくなります。ところが、10.9%の男性は、平均寿命まで自立して生活しています。

 次に、日本の女性は、どのように自立しているかを見て見ると、恐ろしい結果になっています。女性の平均寿命は、86.8歳で世界ナンバー1です。しかし、健康で暮らせる健康寿命は、73.6歳で、なんと12.8年間は、何らかの介護が必要となります。

 秋山先生のデータから、詳しく見て見ると、 12.1%の女性は、70歳前後で、骨粗鬆症による転倒・骨折により、自立生活できる比率が急激にダウンします。 87.9%の女性は、70歳前後から、生活習慣病などの原因による疾患で、じわじわと自立できる比率が低下して来ます。その結果、最後まで、自立できる生活を営める確率は、1%以下と言う現実が見えて来ました。

 もし、介護が必要となる前から、筋肉を増やせば、この厳しい現実にならない可能性があります。  最近の研究では、人間の筋肉量は、30歳がピークで、その後は、毎年1%ずつ減少して行きます。60歳になれば、3割の筋肉減少となります。しかし、年齢に関係なく、筋肉に負荷を与えれば、その筋肉減少を食い止める事が出来ます。
 毎日、お散歩しているから大丈夫!と思っている方も多いですが、お散歩などの有酸素運動は、身体の代謝は良くなりますが、筋肉への負荷は少なくて、筋肉の減少を抑える事は出来ません。しかし、階段昇りやスクワット運動のような負荷をかけると、筋肉の繊維は太くなります。また、60歳以上の方は、筋トレしても、なかなか筋肉の増加が見られません。でも、筋トレ終了後、30分以内に、必須アミノ酸を十分摂取すれば、筋肉は増加すると言う研究データも出ています。

  もしも、健康な内に筋肉の量を増やせば、次のような変化が起きます。

①  あらゆる運動の運動器として、筋肉を向上させれば、身体のバランスが良くなり、転倒のリスクが減少します。身体活動が活発になれば、外出などの機会が増え、脳に刺激を与える事になり、認知症のリスクも減少します。

②  体温を保つための熱源としての筋肉
  筋肉に刺激を与えると熱を発生します。筋肉が多い人ほど、基礎代謝が大きくて、カロリーの消費量が多くなります。つまり、食べ過ぎても、すぐにエネルギーは熱となり消費されます。 逆に、筋肉量が減少すると、食べるカロリーが同じでも、熱となりにくいので、どんどん脂肪が増えてしまいます。これが、生活習慣病の原因となります。
脳血管障害・心臓病・糖尿病などは、すべて脂肪の増加が背景にあります。筋肉が増えれば、生活習慣病やメタボなどが解消されるのです。

③  期待される内分泌器官として働き
  最近の研究では、筋肉から各種の生理活性物質(マイオカイン)が分泌される事が解って来ました。 運動によって筋肉から分泌される生理活性物質、すなわちマイオカインの中には、動脈硬化を予防したり、脂肪の減少を促進したり、脳の神経細胞に作用して認知症を予防したりするものがあることが分かってきています。筋肉が減ってしまうと、これらのマイオカインの分泌量も減ってしまうと考えられます。

 私たちの願いは、健康寿命と平均寿命が、限りなく接近し、ピンピンころりの一生を送る事です。 それには、週に3回の筋トレを10分~15分行う事で、筋肉の量が増えて、多くの病気を防ぎ、転倒や認知症も予防し、健康寿命を伸ばす事が出来ます。
 意志の強い方は、自力で筋トレを継続する事が出来るでしょう。しかし、大半の方は途中で挫折します。また、正しい運動を行わないと効果が出ません。

 あしかが薬局では、短い時間で最大の効果を出すお手伝いを致します。 お気軽にご相談ください。

元気クラブTOP↑

 
 

 


あしかが薬局 バナー

〒990-2483 山形市上町1-9-7
TEL 023-647-1888 FAX 647-1889
薬剤師 : 高橋善三、高橋美和、高橋善太

All Rights Reserved, (C)Copyright 2000-2025 Ashikaga Drugstore
/by Ando&Ando Studio